大会長挨拶

フラットぷらっと2023 in 福島 大会長

桑野協立病院通所リハビリテーション 理学療法士
瀬川 大輔

皆さんこんにちは。

フラットぷらっと2023in福島の大会長を務めさせていただきます、瀬川大輔と申します。

前回の栃木大会から4年ぶりの開催となり、今回で12回目となります。

私自身、フラぷらに参加するのは5回目になりますが、真剣にディスカッションしたことや人との繋がりは今でも財産となっております。フラぷらという「場」が素敵なのはそうですが、私は「フラぷら」という考え方が好きです。上も下も関係なく(フラット)、しかも気軽に(ぷらっと)立ち寄れる。色々な壁を取り払ってくれる感じがします。個人的には、このネーミングも非常にシンプルですが秀逸で好きです(名付け親に脱帽です)。

この「フラぷら」という考え方が日常でも広まれば、様々な問題解決の糸口になるような気がします。しかし、いざ実践しようとなると、とても難しいことも実感します。対象者との関わり、職場づくり、先輩後輩、Drとセラピスト、家庭での振る舞いなど、「フラット」について考えさせられる場面が数多くあります。

今大会では、フラぷらの本質でもある「フラットにディスカッションすること」を大切にしながら、参加者全員で未来の臨床をより良くしていくための共通認識を見つけ出したいと考えております。

テーマについてですが、2012年開催の福島大会では『原点~セラピー再考~』というテーマで開催されました。同じ開催地で二度開かれることの意味も感じながら、2012年を準える形で今回は『あなたの理論と技術~セラピー再考の向こう側~』をテーマとしました。

この間、どんなことを考え、実践し、積み重ねてきたのか。また、ここからどうしていくのか。各々の考える理論と技術を自由な形で、真剣に、でも温かい雰囲気の中ディスカッションできる場を参加者全員で作り上げていければと考えております。

刺激的で、心地良い時間と空間を皆さんと過ごせるのを楽しみにしております。
近所にお住まいの方も、決して「ぷらっと」とは言えないほどの距離にお住まいの方も、是非、この機会に福島へお越しください。

フラットぷらっと2023in福島 大会長 瀬川大輔